特別行事のお知らせ

勝因寺について

寺伝には、空海が唐より帰朝し、
大同元年(806)に修法の地を求めて大和から伊勢に向かう途中この地に留まり、
虚空蔵求聞持法を修するために手ずから虚空蔵菩薩坐像を彫刻され、草庵を造られたと記されています。
境内には「空海実植えの椿」や「空海の閼伽井跡」の寺跡が伝わっています。
天正伊賀の乱に焼滅した伽藍は、江戸時代初めに小天狗清蔵大徳により再建再興され、
昭和44年に現在の本堂が建てられ偉容を誇っています。
また勝因寺は日本遺産「忍びの里伊賀・甲賀」の構成文化に指定されています。

勝因寺檀信徒墓地

勝因寺信者として登録いただいても永代使用いただけます。
ご相談ください。

永代供養

永代供養を受け付けています。
ご相談ください。

施餓鬼供養

毎年8月12日午後に厳修されます。
檀信徒に限らず塔婆供養できます。

彼岸回向

春秋の彼岸に彼岸回向、塔婆回向の申し込みも受け付けています。

十三参り

秘仏を開扉してお祈りします。
事前にお申し込みください。

霊場について

伊賀四国八十八ヶ所霊場 第三十六番
三重四国八十八ヶ所霊場 第五十七番
伊賀忍者回廊 第二十二番

勝因寺の仏さまと旧跡

本尊 虚空蔵菩薩坐像
平安時代中期 空海作 国指定重要文化財

秘仏でなかなか会えませんが、春秋の会式においでください。

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聖観音菩薩
平安時代後期作 県指定文化財

いつでもお参りできます。美しい観音様です。

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千手観音菩薩
平安時代後期作 県指定文化財

いつでもお参りできます。ふくよかな平安仏です。

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二天立像
平安時代後期作 県指定文化財

小さめの邪鬼を踏んだ阿吽像。一見の価値ありと評されます。

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小天狗清蔵座像

役行者を慕い修行に励んだ修験者、忍者説もあります。

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梵鐘
県指定文化財

鐘つきにいらっしゃい。1つ、願いを込めて。2つ、回向のために。3つ、感謝を込めて。

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大師山八十八ケ所霊場

四国八十八カ所霊場をお参りできます。スタンプラリーがあります。

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空海実植えの椿

3代目の椿ですが、頑張って成長してほしいです。

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勝因寺の四季
~主な年中行事から~

一般の方も参加頂ける行事です。
ぜひご参加いただきたくご案内します。

113

春の虚空蔵菩薩大会式

午前10時より秘仏御本尊を開扉して、午後には大般若600巻を転読法要を開白、厄難消除・息災延命・家内安全・世界平和・交通安全・所願成就等々を祈祷します。拝観も出来ます。ご参拝ください。

215

釈迦涅槃会

お釈迦さまのご命日です。勝因寺に伝わる涅槃図を公開してご詠歌を奉詠し、法話があります。時間はお問い合わせください。

3月~4

十三まいり

生後13回目の春を迎えた子供(数え年13歳)の健やかな成長を祝い、厄を払い、知恵と福徳を授け、学業成就を祈る伝統行事です。お電話でお申し込みください。

829

小天狗清蔵大徳
御遠忌

天正伊賀乱の荒廃から伊賀を救い、また伊賀忍者とも言われる小天狗清蔵の御遠忌回向と法話があります。

913

秋の虚空蔵菩薩大会式

午前10時より秘仏御本尊を開扉して、厄難消除・息災延命・家内安全・世界平和・交通安全・所願成就等々を祈祷します。拝観も出来ます。ご参拝ください。

127

おちつき法会・
おちつきコンサート

当寺に伝わる自然の恵みに感謝する“感謝法要とコンサート”です。みんなで般若心経をお唱えして、農作稲作など大自然からの恵みに感謝を捧げ、本堂でクラシックコンサートを開催して、心を癒やす催しです。予約は要りませんが、念のためお問い合わせください。

1231

除夜の鐘

12時45分から除夜の鐘を突きます。今年の108つの煩悩を払い去り、新年からの再起を祈ります。どなたでも参加できます。どうぞお越しください。

その他の年中行事

1月
修正会 初観音 初大師
2月
節分会
3月
彼岸会
4月
灌仏会
6月
弘法大師降誕会
7月
田虫送り護摩供祈願会
8月
施餓鬼法会 盂蘭盆会
9月
彼岸会
12月
興教大師陀羅尼会

参拝者の方へ

アクセス

  • ◯忍者市駅(上野市駅)からバスで15分
    三重交通バスの上野名張線へ乗車し金坪で下車、東へ徒歩7分
  • ◯名阪国道 上野ICから車で南へ約8分

御朱印

略式(セルフ式)/御朱印料 300円

ご連絡先

TEL
0595-21-3559
MAIL
shouingi@ict.ne.jp

空海作と伝えられる美しいこの虚空蔵菩薩は、右手は印を結び、左手に球を持つ智慧と福徳をもたらす御本尊です。「十三参り」の本尊としても知られ信仰をあつめています。年2回の会式(1月13日、9月13日)には開扉され拝観・祈願することができます。

木造聖完全菩薩立像は、天正の乱に焼かれた、観音堂に安置されていたと思われます。旧国指定重要美術品で像高151、3cmの美しいお姿が魅力的です。

像高176.2cmのやや大きめの立像で包容力を感じる仏さまです。天正の乱で焼失した観音堂に安置されていたと伝えられています。

小柄な持国天と増長天で、共に邪鬼を踏んでいます。頭躰幹部を檜の一材から彫出し、内刻を施さない構造は古式で、簡略な浅い彫法と、控えめな量感が平安仏の特徴を表しています。

天正伊賀の乱で焼失した伊賀内外の神社仏閣を復興した修驗者で、その数は、文禄2 (1593 )年から寛永9(1632)年の間に、伊賀、大和、山城、紀伊の4カ国、20社寺に及びます。清蔵は伊賀市山出の生まれで、近江の国飯導寺で、修驗道を学び、大峰山に36回登嶺修行しました。容貌魁偉、体躯違丈の故に「小天狗」と呼ばれ、多くの人に慕われ、晩年に勝因寺を再興し、寛永9(1632)年8月にこの地で遷化されました。伊賀忍者の1人とも言われ、今その生涯に注目が集まっています。

慶長17(1612)年に南都の鋳造師久怡によって作られたこの鐘は、伊賀に残る最古の梵鐘で、県下で3番目に古い名鐘です。小天狗の大峰登山36度記念と銘されており、寺社復興の拠点であった愛宕山大福寺に納められていました。

江戸末期の安政の大地震で疲弊した伊賀を救おうと、中興十七世住職知春坊挙範等が本四国を巡拝し、お砂を頂戴して、当山大師山に霊場を作り祈りの道としました。伊賀四国霊場発足前に作られた古い霊場です。

江戸時代の古書「三国地誌」に「宝生山勝因寺に本尊虚空蔵あり。空海作。閼伽井、実植えの椿共に空海の事績を伝う」とあります。昭和末期に椿の大木が枯れ、伐採して樹齢を見れば約700年とわかりました。この古木は2代目と思われ、その後に生えてきた現在の椿は、3代目と思われます。